食文化の今昔
Mar 31, 2017

江戸の桜餅の始まりは

おはようございます。

 

「桜餅」の起源を見てみましょう。

 

江戸時代、五代将軍綱吉の時世、元禄4年(1691 )、

向島の長命寺の寺男として住み込みを始めた山本新六さん。

 

 

享保2年(1717)の八代将軍吉宗の時世になったころ、

(この年は、大岡越前守忠相が江戸南町奉行になった年です。)

長命寺で門番をしながら、毎日毎日向島堤の桜の落ち葉の掃除に手を焼いていたそうです。

この桜の葉っぱを何かに使えないものかと思案した挙げ句、考えついたのが桜の葉の塩漬けでした。

 

小麦粉を溶いて、薄い鉄板の上にのばして、白焼きを作り、

その中に小豆のこしあんを包んで二つ折りにして、

更にその上からこの塩漬けの葉で包みました。

 

これが「桜餅」として売られたのです。

 

錦絵江戸名所百人美人お豊さん

錦絵 江戸名所百人美人

描かれている娘は、初代新六の孫娘お豊さん。

 

 

 

1日700個以上売れたそうです。

お花見の時期だけで、一年分の収入を上げたといわれます。

 

その評判たるや、江戸中に広まったのですね。

 

将軍吉宗が隅田川堤や品川御殿山などに桜を植えさせましたから、庶民は隅田川堤は花見の宴をここで大いに楽しむことができました。

裏長屋の熊さん、はっつぁんも、ご近所総出で花見に隅田川堤まで出向いて楽しんだことでしょう。

 

 

桜餅

 

 

隅田川堤の桜を愛でながら、川に向って塩漬けの葉っぱにくるまれた桜餅を食べるのがおつなものとされました。

 

関西のもち米で作る俵型の「道明寺」と区別するために、

関東の桜餅として「長命寺桜もち」ともいわれます。

長命寺の桜餅

.

 

道明寺

 

もうすぐ満開の桜を楽しめますね。

『和のたしな美塾』では、

3月31日と4月5日に、風流舟で味わう桜見の会を企画しています。

川面から眺める桜を堪能したいと思っています。

皆様も今日も佳き一日をお過ごしくださいませ。

 

 

028

Posted in 和のたしな美ブログ, 食文化の今昔Comments Closed 

 

Nov 26, 2014

美肌効果の切り干し大根

切り干し大根は、独特の甘み・歯ごたえ・風味があり、

 大根をそのまま食べるよりも栄養価が高いとされています。

切り干し大根は、太陽の光をいっぱい 浴びることによって、
糖化されて甘みが増しています。

その上、カルシウム、カリウム、鉄分が大根よりも多く含まれています。

さらに嬉しいことに、

切干大根に含まれる不溶性食物繊維のリグニンなどにはガンを予防する効果があるそうです。

 また、コレステロールを体外に排出して動脈硬化を予防し、便秘改善や美肌にも効果があります。

切り干し大根の煮物は、アンチエイジング効果のある、日本の伝統的なおふくろの味なのですね。

切り干し大根

 

Posted in 和のたしな美ブログ, 食文化の今昔Comments Closed 

 

Nov 8, 2014

赤ワインのアンチエイジング効果

ぶどうは、ヨーロッパでは「畑のミルク」といわれています。

食べると、たちまちエネルギー源になるぶどう糖を多く含む疲労回復の食べ物なのです。病気療養中や病後の栄養補給にもなりますね。

育ち盛りのお子さんや妊婦さんにもぶどうの生食やジュースは
最適です。

干しぶどうは、鉄分が多く含まれていますから、貧血気味の人は1日に5、6粒食べるとよいとされています。
*********

赤ワインや赤ぶどうに含まれている「レスベラトロール」という化学物質が、

なんとアンチエイジング効果をもたらすということです。

老化予防だけではなく、聴力損失の防止にもなるそうです。

電車の中でイヤホーンを多用したり、騒音の激しいところで仕事をしている人には朗報ですね。

赤ワイン

Posted in 和のたしな美ブログ, 食文化の今昔Comments Closed 

 

Nov 6, 2014

みかんには血管の若返り効果が

「こたつに入ってみかんを食べる」のが冬の定番でしたね。

わたしたちがよく食べるみかんは

温州(うんしゅう)みかん」と呼ばれる種類です。

主な栄養素は、ビタミンA、C、フラボノイド(ヘスペリジン)、ミネラルではカルシウム、カリウムなどです。手軽に摂れるビタミンやミネラルの宝庫です。

この温州みかんの色素であるβ-クリプトキサンチンにがんを予防する効果があるそうです。

すじや袋には、食物繊維による整腸作用、フラボノイドの一種
ヘスペリジンによる高血圧や動脈硬化の予防効果があります。

すじや袋にはこんな効果があるのですね。血圧上昇を抑え、血管の老化も防いでくれて、おなかにもいいのですね。

風邪の免疫力アップのほかにもたくさんの効用のある温州みかん。

これからの季節、毎日摂っていきましょう。

 

温州みかん

Posted in 和のたしな美ブログ, 食文化の今昔Comments Closed 

 

Nov 5, 2014

りんごを食べて血液サラサラに

西洋の諺でも、りんごを1日1個食べると医者を遠ざけるといわれています。

日本でも、津軽地方の人を調べたところ、りんごを多く食べていることによって、血圧が低く、高血圧の患者が少ないということが分かっています。

りんごに含まれる抗酸化物質の一つであるペクチンが、コレステロールと血圧を下げ、心臓病や脳卒中の予防になっているそうです。

りんごの皮の内側には、このペクチンのほか、ミネラルもたくさん含まれているので、老化予防にもなるとのことです。

できるだけ、りんごを皮ごと1日1個は食べて、血液サラサラで日々元気に過ごしたいですね。

りんご

Posted in 和のたしな美ブログ, 食文化の今昔Comments Closed 

 

Nov 3, 2014

梨も免疫力アップ

日本の梨には、二十世紀、長十郎、豊水、幸水などがありますね。

梨には解熱作用や二日酔いにも効果があるといわれています。

風邪で熱があり、喉が渇くときに梨を食べると、

熱をやわらげ、喉の渇きも止めてくれます。

梨をジューサーにかけ、氷砂糖あるいはハチミツを加えて弱火で

煮つめ、この煮汁を1日数回飲めば、咳やのどの痛みにも効果的

です。

二日酔いのときには、梨と蓮根と同量をジューサーにかけて、

ジュースにした「蓮梨汁」を飲めばすっきりします。

日本ではそのまま食べることが多い梨ですが、薬膳の材料として

使えば一石二鳥ですね。

果物ジュース

Posted in 和のたしな美ブログ, 食文化の今昔Comments Closed 

 

Nov 2, 2014

体がゾクゾクしたら

風邪のときゾクゾク感を感じたら、体を芯から温めることです。

更に、漢方では、「風邪」の邪気を取り除くために発汗作用の

あるものを取り入れて、悪い邪気を追い払う必要があると言われ

ています。

風邪のゾクゾク感を解消するためには「生姜」が最適。
体を温めてくれます。

生姜紅茶、生姜湯もいいですね。

痰が気になるときには、強い殺菌力のある「ネギ」が最適。
悪い気を発散させてくれます。

チキンスープに生姜やネギを入れ、温かいスープで芯から温まりましょう。

生姜紅茶

Posted in 和のたしな美ブログ, 食文化の今昔Comments Closed 

 

Nov 1, 2014

免疫力アップに柿はいかが?

今、風邪を引いている人が多いですね。

この時期、夏の疲れが出て、免疫力が低下して風邪を引きやすく
なります。

その予防のためにも、秋の果物、柿はいかがでしょうか。

柿は、ビタミンCやビタミンDが豊富で、体の免疫力を高めて抵抗力をアップさせます。

更に、カリウムには利尿作用があり、タンニンのは血圧を低下させる効果もありそうです。

スーパーの店頭でもよく見かけるようになりました。

秋、この時期に食べるのは、理にかなっているのですね。

柿

Posted in 和のたしな美ブログ, 食文化の今昔Comments Closed 

 

Oct 27, 2014

黄金の輝き〜新米

稲刈りは終わりましたか。

もう新米を召し上がっている方もいらっしゃることでしょう。

農家では、初夏の忙しさとはまた違った忙しさに追われる時期ですね。

早生は9月中に稲刈りがされますが、大部分は10月に入ってからではないでしょうか。

例年ですと、10月中旬は晴れた日が続きますが、最近はぐずついたお天気が続いてますね。

今は機械で稲刈りも順調に進みますが、

機械がない時は、爽やかな鎌の音が響き渡りました。

 順礼や  稲刈るわざを見て過る           (正岡子規)

昔は天高き青空の下で、鎌の音が心地よく鳴り響いていたのですね。

刈った稲は束ねられて、稲架にかけられて干し連ねられます。

また沼田では幾列か稲を刈り残して伏せた上に、刈り稲をのせる、
そういうところもありますね。

新米の美味しさは、格別です。

江戸っ子は、白米を食べることを誇りにしていました。

大自然と人との共同作業で生み出す、まさしくきらきらと輝く宝物ですね。

稲の実り

 

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=

明日は、和風ウォーキングと日本語48文字カタカムナの学びです。

ホームページをご覧ください。

 

 

Posted in 和のたしな美ブログ, 食文化の今昔Comments Closed 

 

Aug 28, 2014

花のお江戸の底力14「現代の保存食」

流通や製造の発達、日本の生活や風土の中で、長い年月をかけて食文化は変化してきました。

江戸のファーストフードが現代ではさまざまに発展していますね。

料亭で食べるほど高級化している反面、

一大製造産業の中でレトルト食品やインスタント食品として保存食にまでなっています。

多くの人が簡便に食事を楽しむ時間の余裕が生まれてきたのは大きな変化ですね。

今、その中でどんなものを食べていくかというのがテーマになっているかもしれません。

安全な食。昨今大いに言われていますよね。

旬のもの、自然食を食べていた江戸時代の食の見直しは、

温故知新でもあると思っています。

いよいよ今夜の”和のたしな美塾”講座は、

「江戸のファーストフード VS 現代のファーストフード」と題して行います。

仕事帰り、ちょっと立ち寄ってみませんか。

お待ちしていますね。

8月28日(木)午後7時~9時

 対決!江戸のファーストフードvs現代のファーストフード

→→ http://derivejapan.com/course/

P1120231

Posted in 和のたしな美ブログ, 食文化の今昔Comments Closed 

 

1 2 3 4 5 6